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梅雨時期の不快な症状

2022年06月04日

そろそろ梅雨入りですね。

梅雨の時期の、ジメジメ・ムシムシは、

身体の不調が起こりやすいものです。

 

 

①自律神経の乱れ

梅雨時期のように気圧が低い状況が続くと、空気中の酸素が少なくなるため、

身体は活動を最小限に抑えようと、本来活動的であるはずの昼でも

副交感神経を優位にしてお休みモードになり、

自律神経のリズムが乱れやすくなります。

 ②水分バランスの乱れ

漢方の考え方では、梅雨は「湿邪(しつじゃ)」です。

湿度の高い時期は、十分に汗をかくことができず、

体内に余分な水分や老廃物が溜まりやすく

この「湿邪」が、冷えを引き起こし、血液循環を悪くし、代謝が悪くなります。

また、「湿気」は、五臓六腑でいえば「脾」すなわち

胃腸の機能に悪影響を与えます。

この為、梅雨時期になると、

食欲がなくなったり、胃が重くなるという症状が出やすくなります。

胃腸が弱り、栄養がとれなくなっているうえに、

「湿邪」で血液循環、代謝が悪くなっていると

身体が重い・だるい・むくむ等がおこります。

梅雨の時期こそ、胃腸に負担をかけないことが重要です。

 

梅雨の不快な症状

・体が重だるい

・顔や手足がむくむ

・食欲不振や食後におなかが張る

・頭痛・めまい

・神経痛の痛みが強くなる

・自律神経のバランスが乱れ、イライラしやすくストレスを感じやすい

対策

・水分の摂りすぎに注意する。冷たい水などを一気にガブガブ飲むのではなく、少しずつ飲む

・大豆・あずき等の豆類、キュウリ・ゴーヤ・冬瓜・スイカ等のウリ類、ワカメ・昆布等の海藻類は利尿作用があります

・香辛料の唐辛子やショウガ、カレー粉などは発汗作用があります

・ぬるめのお湯でゆっくり入浴してリラックス