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【服装(冷え性予防)】

2016年11月15日

 

 

 

 

赤ちゃんを授かるのに「冷え」は大敵です。

子宮や卵巣のある下半身は、

冷えの影響を受けやすいものです。

子宮や卵巣が冷えてしまうと、

月経痛・月経不順・子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣脳腫などを引き起こす原因になることもありますし、

受精卵が着床しにくくなることも考えられます。

「冷え性」は、血液の流れが悪いと起こりやすいものです。

血液には、

身体のエネルギーの元となる栄養素や酵素や酸素、

身体の調子を整えるホルモンなどが含まれていますから、

これらがうまく身体全体に運ばれなければ、

卵巣機能や黄体機能の低下を招く恐れがあります。

 

赤ちゃんを望む方は、絶対にお腹を冷やさないで下さいね。

なかには、冷え性を自覚していらしゃらない方もあります。

顔がポカポカとほてっていて

「自分は暑がりだ。冷え性ではない。」

と思っている方のなかには、

下半身にあるべき血液(熱)が上半身に上がってしまう

「冷えのぼせ」状態の場合も多いようです。

また、手足がほてってお腹が冷たい方もいらっしゃいます。

これらの方は、赤ちゃんを授かるのに一番大切なお腹(子宮と卵巣)が冷えています。

「暑がり」だと思わないで、お腹を温めて下さいね。

人の体の中の血液量は一定ですので、

血液の流れがスムーズなら、

体の中で、温かく感じる所・冷たく感じる所は無く、

常に同じ体温に感じるものです。

 

冷え性予防の服装

*体を締め付けない。

(きついジーパンや、補正下着やガードル等で体を締め付けない。血行が悪くなります。)

*腹巻をしてお腹を冷やさない。

*首周り、足首・手首を保温する。

(首・足首・手首は、体の中で細くなっている部分です。体の中心を流れている太い血管が外気に近くなり、体内の熱が逃げやすい所です。ここをマフラー・靴下・レッグウォーマー・手袋等で保温してください。