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【妊娠しやすい身体造り 冷え性対策】(1)

2017年05月17日

赤ちゃんが欲しいのに、

なかなか授からない方の実に9割が

冷え性だといわれています。

 

手足の冷たい方・身体を冷やす生活習慣の方で、

赤ちゃんを希望する方は、

身体は常に温かくしていてください。

身体が冷え、血流が悪いと、

子宮や卵巣に酸素や栄養が行かないから、

良い卵子・ふかふかの子宮内膜が出来難いですね。

また、

脳の視床下部から出るホルモンも

血液で運ばれるため、

血流が悪いと子宮や卵巣に十分なホルモンが届かなくなり、

子宮や卵巣の働きが悪くなり、不妊の原因となります。

 

「冷え性対策」

これから暑くなる季節ですが、

夏こそ冷えに気を付けて下さいね。

クーラーの効いた部屋で、

ジュースやアイスクリームや

冷蔵庫から出したての冷たい食べ物ばかり食べていると、

身体の外からも中からも冷やすことになります。

体温は36.5℃ぐらい、

冷蔵庫で冷やした食べ物は5℃ぐらいです。

冷たい食べ物を食べると、

胃で体温まで温めないと吸収できません。

胃が冷えると、その近くにある子宮や卵巣も冷えてしまいます。

飲食物は出来るだけ温めて、

自分の体温以上のものを食べるように心がけてください。

どうしても、

冷たい食べ物や飲み物をとりたい時は、

一気に胃に入れるのではなく、

口の中で、しばらく冷たさを味わって、

口内で少し温めてからお腹に入れたほうが良いですよ。

 

 

 

 

【身体を温める食べ物として】

根菜類(人参・ごぼう・レンコン・かぼちゃ・大根・タマネギ・山芋など)

しょうが・ねぎ・にんにく・シソの葉・黒ゴマなどの薬味

味噌などの発酵食品

 

【身体を冷やす食べ物として】

トマト・きゅうり・バナナ・白砂糖・コーヒーなど

 

一般的に身体を温める食材は、

秋~冬が旬のもので、

寒い地方で摂れるもの、

地下や水中などの寒い環境で育ったものです。

反対に、

夏が旬のものや、

南国で摂れるものは、

身体を冷やします。