![]() |
![]() |
![]() |
---|---|---|
【小さく生まれた赤ちゃんは、将来メタボリックシンドロームになりやすい】
2018年12月14日
「子宝カウンセラーの会」の研修会に行ってきました。 そこで勉強してきたことを紹介させていただきます。 小さく生まれた赤ちゃん(低出産体重児2500g以下)は、 大人になった時に、糖尿病・高血圧・脳梗塞・虚血性心疾患等の メタボリックシンドロームになるリスクが高いことがわかってきました。
現代の日本の女性は、瘦せ願望の方が多く、瘦せすぎの女性が増えています。
{厚生労働省調査} 低体重BMI 18,5未満の方 S58年(1983年)20歳代14,6% 30歳代7,8% H23年(2011年) 20歳代21,9% 30歳代13,4%
瘦せすぎの女性は、カロリーだけでなく、様々な栄養素が足りてないことが多いです。 そんな女性が妊娠すると、母体の中に、胎児の発育に必要な栄養が足りなく、低出産体重児を出産する可能性が高くなります。
赤ちゃんは、お母さんのお腹の中で、飢餓状態で過ごすと、 足りない栄養素を、少しでも多く吸収しようとする体質になり、 将来、大人になった時に、メタボになりやすいです。 糖尿病や高血圧や高脂血症になりやすくなります。 【体内環境の栄養状態が、大人になってからの健康に影響する】
以前、妊娠中は、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の予防のため、太り過ぎないように、体重管理指導が厳しく行われてきました。 「小さく産んで、大きく育てましょう」と…。 その結果 生まれてきた時の体重が、2500g以下の赤ちゃん(低出産体重児)は増える傾向で 平成24年には、9,6%もいて、10人に1人は低出産体重児です。
{厚生労働省} 【妊娠全期間を通しての推奨体重増加量】 (やせ BMI 18,5以下) 9㎏~12㎏ (普通 BMI 18,5~25) 7㎏~12㎏ (肥満 BMI 25以上) 個別に対応(妊娠高血圧・妊娠糖尿病にならないように)
瘦せや普通体型の妊婦さんは、11,5㎏ぐらい太っても良いとのことでした。 瘦せや普通体型の妊婦さんの体重増加が7㎏未満では低出産体重児の生まれるリスクが高くなることがわかってきました。
生まれてくる赤ちゃんが、大人になってから メタボにならないように 生活習慣病にならないように 妊娠前・妊娠中の適正な食事量と栄養バランスの良い食事を心がけてください。
青楓堂薬局では、妊娠中の食事の補助として、「バイオリンク」をお勧めしています。
関連記事(お知らせ)
|
||
![]() |
![]() |
![]() |