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【ビタミンDは骨を強くするだけでなく、妊娠にも影響している】

2018年12月20日

「子宝カウンセラーの会」の研修会で、ビタミンDについて勉強してきました。

 

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けて強い骨を作ります。

骨粗鬆症の予防のため、必要だといわれています。

このビタミンDが妊娠にも、影響することが分かってきました。

 

*体外受精の時、ビタミンD濃度が低いと、着床しにくいそうです。

*ビタミンDの低下が、AMH値低下と関連していることから、卵巣機能の維持に何らかの役割を果たしているようです。

*多嚢胞卵巣症候群(PCOS)の改善が期待できるそうです。

 

妊娠力にも影響を及ぼすビタミンDを取るには、どうすればいいでしょう?

それは食事と日光です。

食べ物では、魚介類とキノコと卵に、多く含まれています。

また、日光の紫外線に当たることで、皮膚で合成されます。

 

皮膚癌予防やシミ予防のため、紫外線対策をするようになったり、魚の摂取量が少なくなってきている現代は、ビタミンDの不足している人が増えています。

日焼け対策を念入りにされる方は、その分、多く食事から取るようにして下さい。

もし、十分取れないなら、サプリメントで補うのもいいですね。

しかし、ビタミンDをサプリメントで取る場合は、取り過ぎると高カルシウム血症や腎障害を起こすこともあります。

サプリメントで取る場合は、飲む量を相談してから取ったほうが良いと思います。

 

成人一日摂取目安量5.5㎍・耐容上限量100㎍です。

 

バイオリンク30粒・・・5.4㎍~26.4㎍取れます。