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赤ちゃんが欲しいなら禁煙を。

2013年03月09日

タバコは妊娠や赤ちゃんに悪影響を与えます。

これは、女性だけでなく、男性がタバコを吸った受動喫煙でも、妊娠率は下がります。

女性が喫煙した場合は女性ホルモンの分泌が抑えられ、育つ卵胞の数が減少し、卵子の老化を早め、卵子の透明帯が厚くなります。透明帯が厚くなると、受精障害やハッチング障害の可能性が高まります。

男性が喫煙した場合は精子数が減ったり、精子の運動率が低下したり、精子の奇形率が高くなったりします。

体外受精と顕微授精を受けた女性225人で、喫煙がその後の妊娠率に与える影響を調べたところ、非喫煙者の妊娠率は48、3%に対し、妻が喫煙している19,4%、妻は吸わず夫だけが喫煙している20,0%と、大幅に妊娠率が低下しています。

夫婦のどちらか一方でもタバコを吸っていると妊娠に悪影響が出てしまいます。早く赤ちゃんが欲しいと望むなら、禁煙されることをお勧めします。

また、妊娠中にタバコをすっていると、流産や早産になりやすく、胎児の体重が増えにくいともいわれていますよ。